- 2017/07/14
- writer： 山崎拓
絵本に学ぶ装いのコツ
おや、葉っぱの上に小さな卵。
お月様が空から見て、言いました。
お日様が昇って、暖かい日曜日の朝。
ぽん！
と卵からちっぽけなあおむしが生まれました。
あおむしはお腹かぺっこぺこ。
あおむしは、たべるものを探し始めました。
そして、月曜日
りんごをひとつ見つけて食べました。
まだおなかはペッコペコ。
火曜日、なしを二つ食べました。
やっぱりお腹はぺっこぺこ。
・・・・
これはいつも娘に読んでいる絵本の冒頭部分。
娘は絵本を読んでもらうのが好きで、僕にちょっと時間があるときには
絵本を読んで！と持ってきます。
そして絵本はいくつか種類があり、それらを繰り返し繰り返し読んでいるのですが、ときには同じ絵本を何回も連続で読むこともあります 笑
大人からするとこんなに同じの読んで飽きないのかなー？と思うのですがどうやら娘にすると楽しいようです。
なので、最近では僕も絵本の中身を暗記してしまうくらいになってきたのですが 笑
（ちなみに今日の書き出しも絵本を見ずに自然に出てきてしまいました）
そんな感じでいろいろな幼児向けの絵本を読んでいると、それらにはある共通点があることが分かりました。
それは「シンプルで明確である」ということ。
鮮やかな大きな絵がドーンと描いてあって、文字は下の方や左右にちょっとだけ書いてあります。1ページの文字数はそれほど多くなく、見た目もスッキリとしていますし、テンポよく読めます。もちろんストーリーもわかりやすい。
中にはさまざまな仕掛けがあったり、立体的なオブジェクトが付いている絵本もあったりしますが、やっぱり基本はシンプルなものが多い。
そして、絵の配色に関しても同じようなパターンが多くあります。配色はベースはシンプルな色に鮮やかな色を数色加えたものが目立ち、とても目を引きます。
そしてそういった特徴のある絵本の方が娘も興味を持っています。
これらの本を書いた著者は子供心をよくわかっているんだなーと感心しながら読んでいるのですが。
この、「シンプルで明確である」というのは子供向けの絵本に限らず、大人にとっても重要なコンセプトだと思います。
特にストールを使ったファッションにおいてはそう感じます。
読みやすい絵本とオシャレなファッションの共通点
先日もお電話で「ストールを上手に合わせるコツはありますか？」という質問を受けたのですが、その時も「一番はベースのファッションをシンプルにするのが一番いいですよ」とアドバイスさせていただきました。
ベースの洋服をシンプルにすることでストールのアクセント効果が飛躍的に高まります。特にオススメは無地のトップスや単色でデザインが入ったもの。これらであれば大抵のストールは合わせるのがとても簡単になります。
逆にベースである洋服が装飾たっぷりのド派手はものだと、ストールを巻いたらデザイン同士が戦ってしまい、見た目の統一感がなくごちゃごちゃした印象になってしまいます。（こういう時にはストールを巻かないほうが良い場合もたくさんあります）
シンプルなところに鮮やかなストールを持ってくると、それはそれは目を引き映えるスタイリングを実現することができます。
ストールファッションのセオリー
オススメは配色を３色前後にまとめることと、その配色比率を意識することです。
セオリーとしてはベースカラーが６から７割、中間色が２から３割、アクセントカラーが１割程度です。
（ストールはアクセントカラーに当たります）
これらのセオリーを抑えつつ、自分なりに配色を増やしたり、配色比率を変えたりすることがストールを上手に合わせるコツになります。
・・・・
絵本の話からいつの間にかストールの話になってしまいましたが 笑
いずれにしても「シンプルで明確である」ことはファッションにおいても重要だということですね。
それでは今日も１日オシャレを楽しんでいきましょう！
PS.
ちなみに僕が冒頭で紹介した絵本は「はらぺこあおむし」という絵本です。
娘が好きだし、あまりにも構成が秀逸だったので結構すごい絵本なんじゃないか？と思い、少し調べてみると・・・・
やっぱり大作でした 笑
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『はらぺこあおむし』は、アメリカ合衆国の絵本作家エリック・カールが1969年に出版した幼児向け絵本。 アメリカ・グラフィックアート協会賞を受賞。鮮やかで大胆な色使いの絵と、シンプルで判りやすいストーリーから、全世界で累計3,000万部を販売するベストセラーとなった。
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知っている方も多いかもしれませんね^^
コメント
「絵本に学ぶ装いのコツ」への4件のフィードバック
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- 2023.08.06 writer：山崎拓
- 今日の「まつもToなかい」にストールを巻いたつんく♂さんが登場します！
- 2022.11.30 writer：山崎拓
- ストールは巻いたもん勝ち？
- 2022.10.09 writer：山崎拓
- 最後の記念撮影をさせていただきました 泣
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娘もそうでした！
子どもって、なんで同じ本を読んでもらいたがるんでしょうね。
はらぺこあおむし、図書館で借りられたら、
大型絵本も是非。迫力が違って、同じ本でもまた喜びますよ
コメントありがとうございます！
やっぱり子供は皆喜ぶんですね 笑
大型絵本があるんですね！
情報ありがとうございます^^ぜひ図書館に行って借りてきたいと思います。
山崎
懐かしいです～( ´∀｀) お腹が痛くなったり蝶になったりと、ストーリーも楽しいし、何より色使いがとてもきれいてすよね。うちの子達も大好きでしたよ。同じ本でも子供には毎回新しい発見があるのかもしれないです。たくさん読んであげて下さいね。ema*
emaさん
コメントありがとうございます！
emaさんも娘さんに読んであげたんですね^^
確かに、子供の感性は豊かなので大人が同じだと思っていることも毎回新鮮にみているのでしょうね。
そう考えると、毎回ちゃんと読んであげなければと思わされます 笑
山崎